職歴無し

おい磯野!ブログやろうぜ!

プラスなんてどこにも無いんだろう。

僕が思うに、心ってヤツは金属みたいなものなんだ。

批判されて、または賞賛されて、そんな事を続けるうちに形が変わってしまう。

叩かれて叩かれて、それでも強くなるとかそういうのじゃない、形が変わって心そのものが変わる。

強くなった弱くなったじゃなくて、つまり歪んでしまったんだ。

失恋したヤツは、例えばもう異性に話しかけられなくなったり、例えばとっかえひっかえ相手を変え続けたり。

リストラされたヤツは、会社員になることに嫌気がさして起業してみたり、またはいい歳こいて働かなくなったり。

 

更に心ってヤツは消耗品だ。

そしてその耐久性は個人差が大きい。

ほんの衝撃で壊れてしまう人もいれば、何十年生きてみたって形を保ってる人もいるだろう。

ただ大体の人間さんは、歪みに歪んだまま生涯を送ることだろう。

完全に消耗しきった心は限界が来て、自らの体を蝕むことも多い。

統合失調とか、うつ病とか、ノイローゼとか。

仕事や学校どころか普段の生活すらろくに送れなくなったり、死にたくなって本当に自ら命を落としてみたり、それどころか他人の命を奪ってみたり。

 

何度だって他人と触れ合って、心をぶつけ合って、お互いに歪ませる。

その結果は自己責任だ、誰も面倒見ちゃくれない。

 

馬鹿みたいな危険物、だけど、それでも僕は他人と心を通わせようと必死なんだ。

利益なんて何も無い、無価値で不自然なコミュニケーション。

僕はその無限のループに、永遠に逃れられない。